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2017/10
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入荷(後編)
こんばんは。 井上陽水です。

あの・・TreeMateです

週末に来たのはベーマソだけではない。
やっかいな野郎どももこの国に上陸してやがった。

着状態がその後を左右する輸入モノでこれほどの難物もない。
ご存知、カメレオンモリドラゴン

この禍々しいブログをずっと見てくださってるマニアックなあなたなら
TreeMateがモリドラゴン大好きのイタイやつだって知ってるはず。

ハナシがあったら仕入れるしかあるめぇ。

今回は若い個体を中心にやってきてます。
001_convert_20140310190434.jpg
今回っつーかココ最近は若いサイズでの入荷を見る。

が、着状態(たいていは悪い)によっちゃあちょっと一筋縄でいかないぜ?

けっこう多めに我がラボに送られてきたんだが、まぁ忙しくなる、世話が。

以下、入荷個体

まず、
うん、なんとかなりそう?水はよく飲んだ。
020_convert_20140309203759.jpg
あ~、おまえキツイな。見開いた眼 吻端の部分黒化した皮膚・・
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こりゃ、ダメだ。つかまる力も弱い・・が決め付けちゃダメだな、すまん。
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君はなかなか見所がある。痩せっぽっちだが生命感がある。心配ない。
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長年彼等を扱ってきて長期飼育、飼育下でのペアリング、
産卵、孵卵、孵化子の育成をやってきた私だ。表情である程度寿命が読める。

例えば問屋などで輸入個体を選ぶとき居合わせた誰かが、
「これ、元気そうじゃん、よく動くし!」
・・もう死ぬよ、たぶん。
「あー、これもうダメだな、目ぇ閉じてるし」
・・そうでもない、なんとかなりそうだ。みたいな?

洗練された千里眼は問屋ではさらに冴えるぜ(値切ろうと思ってる)
 

ちなみに絶対ではない。この世に絶対なんてあり得ますか?


ヤングだけでなく少し大きい個体も何頭かいます。

すでに成体の模様がでてきているオス個体
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いい状態だ。適切な環境と給水、給餌で立ち上がるだろう。

サイズはよく似てるが別個体
もともと気が荒い種だがこうやって怒るやつは長生きしない傾向がある。
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メス個体
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この個体も要経過観察。トチ狂って怒るのはホント危ないんだ。

成体のオス
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すこしだけ飼った個体。死んだりはしないが立ち上がってはいない。

成体のメス
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飼育個体。大型のメス。

来てすぐ死ぬやつはこれはもうどうしようもない。
でも翌日も生きていたら、水を飲んだら頑張ってみる価値はある。

手練れの方が見たら申し訳ないが初心者の方も見てると思うので飼育説明など。

まず、あなたがワイルドのくたびれた個体を入手したなら何をおいてもまず水。
この場合の水はみょうな電解質溶液などでなく、ただの水を与える。(それが安全)
飼育に慣れて立ち上がってきたらビタミン水でも電解質でも好きなものを使えばいい。
最初は純水、かなり水を飲むが与えすぎるのもいかがなものか、適量を回数に分けて。

ポタッポタッと鼻先の流木に垂らす。流れるような垂らしかたも反応がいい。
温度はよく低温だなんていわれるがこの時期の低温はシャレにならない。
所詮温度がなければ代謝もできない爬虫類だ。イメージよりかは暖かいのを好む。
日中は25℃はあったほうがいいと思う。導入直後なら余計に冷やすのはマズイ。
それより高い温度でも問題はないがずっと高温が続くのはあからさまに嫌がる。

ホットスポットはなくてもいいが常時点灯しなくても装備しておくと便利。
紫外線は普通に浴びにはくるがこれも一日中点灯というものでもない。

熱帯の密林で林床付近を生活場とするトカゲ類の多くは
一日中温湿度が安定した環境のなかで体温調節を行っている。
薄暗い環境で紫外線もほとんど届かず深い木立に直射日光は遮られ昼間でも涼しい。
逆に夜間は森に降り注いだ日光の放射熱で気温が下がりすぎる事はない。
熱帯雨林は天然のエアコンだ。
彼等は短い時間で日光浴をし、安定した森のなかの僅かな温度差で
移動しながら好適環境を選んでいる。

低温飼育といっても高山棲のジョンストンカメレオンのように風が吹き抜ける
林に棲む種ではないので同じような感覚でいくとうまくいかないだろう。

寒いんじゃなく、涼しい。暑いんじゃなく、暖かい。加えて多湿って環境。


個人的にはカゴやネットケージは使用せずガラスかアクリルの飼育容器をお勧めする。
サイドにアミがあると上の方まで上ってしまい常時横に張り付いて給水や給餌がしにくい。
通風がよすぎて乾燥すると脱皮不全で容易に爪を失う。ドラ〇もんになっちゃうよ。
個体によってはアミの上からでも飛び降りて活発に捕食するが餌付いてない個体は
まず上からは降りてこない。
低めに止まり木を組んで広い開けた場所を多くとったレイアウトにする。底面積が重要。
低い木から開けた場所に放した活き餌を追い回すようにはすぐになるだろう。


立ち上げの際には同時に治療も行う場合が多いのだが
獣医師でもない私がその処置について語ることはマズイ。
こればっかりは獣医師の元で指示をもらってください。

どうですか?モリドラゴン飼いたくなったでしょう?
今はとうてい売り出せる状態ではないが見事立ち上がったらご案内します。

カメラに耐えられない個体が多かったので状態のよい画像でも(過去画像)   

成体のオスとロビンソン あの、過去画像ですがアミで飼うのはお勧めしません。
逕サ蜒・940_convert_20110710153453

成体のオス
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繁殖個体
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繁殖個体
逕サ蜒・3160_convert_20120607214710
幼体なら群れで飼育できるが成長に合わせて個別にしていく必要がある。

カメレオンモリドラゴンはウチでは人気商品。
ワイルドが売れることは稀だが繁殖個体ならまず売れ残らない。

ワイルドも利点があってCBより圧倒的に安価。
立ち上がった個体なら丈夫な部類に入るしコストパフォーマンスは高い。
繁殖も困難ではなくペアを健康に飼育できていれば抱卵するだろう。
それは有精卵で無精卵など見た事はない。孵卵途中で失敗しても発生はしてるから。
孵化温度は23℃~24℃で行ってきたが25℃程はあった方がいいかも知れない。
特にドリアエなんかは25℃~26℃程がいいかも、今年は25℃でやってみよう。

さぁ!みなさん!このステキなモリドラゴン達を飼育しましょう!
今からまた水飲ませてきまーす あー、めんどくせー






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プロフィール

miyabi。

Author:miyabi。
TreeMateというお店のブログで、自家繁殖をメインとしています。
カメレオンやヤモリとの楽しい暮らしを紹介します。
代表 上原 雅美
徳島県徳島市国府町府中349-1
E-mail treemate@hotmail.co.jp
第10268号 販売 第10412号 貸出
登録年月日 平成22年4月28日
有効期間  平成32年4月30日

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