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2017/11
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上野動物園の珍獣達
はーい 今日は動物園レポートでーす ニャオ

パンダで有名な上野動物園  初入場、初体験でーすキャッ

さて、とはいってもホテルに荷物預けたのが2時半ぐらいなんで5時の閉館まで時間がないっ
これというのも東名で事故渋滞に巻き込まれましてね、これだから高速は危ない。
やっぱ新幹線に限りますね、寝てたら着くしね。まぁとにかく最寄り駅までダッシュ!

なんとか着いたぜ、上野動物園 
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もう3時だってのに来園者は後を絶たない。

TreeMateは動物園で1日余裕でつぶせるが今日は厳選してピックアップしなければ!
あと2時間で見て廻らなければならない!

一番見たいのは順調に繫殖に成功しているアイアイだがまだ遠い。
つうか私は上野ZOOったらアイアイだと思ってる!パンダじゃなく。

子供の頃から知ってる動物でも実際に見た事ないやつもけっこういる。
今回は哺乳類で真獣下網に含まれる19目(鰭脚目を食肉目にするなら18目)
に焦点を絞ってとくに琴線に触れた種類を2時間内に見て撮影する。

食肉目

イヌ科
ドール
1属1種
インドの赤いオオカミだ。
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一度見てみたかった。体長90cm程で尾が黒い。
アムールドールなど10亜種が認められているが、この個体がどの亜種かは不明。
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子供を集団で育てるようなリカオン的な生活様式で繫殖にあたるメスは1頭だけ。
他の多くのイヌ科動物と違い左右の大臼歯の数が一対少ない。
短い鼻づらもリカオンみたい。
こんな事言ったらナンだけど、もっとカッコイイと思ってたなー。
なんか、ウチのイヌみたい。

同じくイヌ科で一番憧れたこのキツネ、
タテガミオオカミ
1属1種
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ちょっと、興奮しちゃうよね、生で見れるなんてさ、ははっ、なんだこりゃ?
体長105cm、肩高87センチのバケモノ。ああ、そして・・・なんて美しい
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イヌ科らしくないイヌ科ってほんとにカッコイイよ。
11の時からそう、憧れで見てみたかった。
この長い足は長年、速く走るためのものと思われてきたがそうではない。
彼等はオオカミのように獲物を走って追ったりはしないだろう。
第一、走るのは遅い。オオカミじゃあないからね、
アカギツネみたいにジャンプして小動物を捕らえるし単独で狩りをする。
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長い足はおそらくは丈の長い草地に対応したもので
独自の進化を辿る南アメリカ大陸での変わった選択。
だって普通は草の中を分け進む進化をするだろう?
進化の試作品、失敗例ほど美しく魅力的なものはない

ジャコウネコ科
フォッサ亜科
フォッサ
出た~!言わずと知れたマダガスカル最大最凶の肉食獣!
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なぁ?クーガーみたいだろう?ジャコウネコったらイタチみたいな小さな身体をした
シママングースやスリカータなんかを思い浮かべがちだが、こいつらまじネコみたい!
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ネコ科でもクーガーというよりはジャガランディに近い容姿かな、夜行性で樹上性。
だが両眼が正面を向き短いアゴと丸い耳といった特徴はネコ科に近縁という訳ではない。
収斂。というやつだ。生物の進化は収斂の進化。
収斂こそが分岐分類、進化分類の謎のすべて。
体長70cmで20kgに達する。
体重だけみるとジャコウネコ科全体でも最大で上あごの大臼歯が退化している。
歯式は3.1.3.1=32

管歯目
ツチブタ科
ツチブタ
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いかに大自然の野生動物の宝庫アフリカといえど
これほど不可解で不思議な動物が他にいようか?
有蹄類で現世の哺乳類では管歯目のたったひとつの生き残り!
切歯や犬歯はなく、臼歯は無根歯で伸び続ける。
上下ともに片方には2本づつ小臼歯、3本づつ大臼歯がある。
臼歯は他の哺乳類と違って象牙質がエナメル質ではなくセメント質
で囲まれているのも特徴だ。
胃の幽門部は筋肉質の砂嚢と化し食物をすり潰す。
ゆえにツチブタは食物を噛む必要がない。

アリとシロアリを食べるこの動物の事はまだあまり知られていない。
これもガキの頃から1度見てみたかった動物だ。

そ・し・て・いよいよアイアイですが・・・
昼間でも薄暗いアイアイの森の中に展示されていて
フラッシュでの撮影はご法度だろう。
別に撮影禁止の表示をいちいち見た訳ではないがアイアイ
にとっていい訳ないので撮影は回避した。
画像はなしで替わりにエリマキキツネザルを撮影。
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上野動物園のアイアイはマダガスカル北西部の乾燥森林地帯のマナサムディ山地
出身でタクソンがあるのかどうかは知らないがおそらくはチンバザザ動植物園から
贈られた個体の子孫だろう。
それとも2000年以降、他産地からもアイアイが来たのだろうか?
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アイアイと同時にハイイロジェントルキツネザルも上野動物園に贈られた。
アイアイはマダガスカルの原猿。
原猿類とは霊長類15科(絶滅種を含む)
77属283種のうちの2つの亜目、真猿類と原猿類。
うち、原猿類とはミゾコウモリのように溝状の鼻の穴、
鼻鏡に分泌線があっていイヌのように鼻が濡れている、
鼻の中央の溝、人中の割れ目が上唇まで続いてネコやミッフィーの
ような口元をしている、
あと、切歯と犬歯が並列して歯櫛と呼ばれる特殊な歯並びをしている、
後肢の第2指だけ鉤爪であとは霊長類の特徴である平爪をしている。

その原猿類のなかでマダガスカルの7つの科、すなわち、
コビトキツネザル科
キツネザル科、
インドリ科、
メガラダピス科、
ナマケモノレムール科(絶滅種)
ヒヒレムール科(絶滅種)
そして、アイアイ科である。

アイアイはこのなかでも規格外でまず犬歯がない。
齧歯類のような切歯が目立つ。見た目はサルにはまず見えない。
歯式は上顎が
切歯が1、犬歯がないので0、小臼歯が1、大臼歯が3、
下顎が1.0.0.3で小臼歯も欠く。
キツネザル一般では上下とも2.1.3.3でヒトなら2.1.2.3である。
齧歯類では1.0.1.3か1.0.0.3ってとこじゃない?アイアイとほぼ同じ。
リスなのか?リスの切歯はみんな知ってる通り一生伸び続ける特徴がある。
な・ん・と・アイアイもだ!齧歯類なのか?え?オーウェンさんよ!

だがね、上原君、アイアイはリス類のようにものを噛むための副咬筋という
のを持っていないし、アイアイの咬筋は霊長類のそれであるし、リスの舌は
縦に長いがサルは横に広い。あと、リスと違い睾丸も収納できず外に出たままなのだよ。
毛の生えていない耳も霊長類の特徴のひとつだ。

さすがよ、オーウェン。150年まえの学者とはいえ、着眼点は鋭どすぎる。
さらに、アイアイの足の親指は他の指と向かい合う対向性でその親指は
サルの特徴である平爪である。細長い中指は特徴的だが原猿類では中指は
長くなる傾向にあり、アイアイの指の変異も普通といえば普通である。

ちなみにアイアイの指のなかで細くて変なのは中指だけれど一番長いのは
薬指だけどね・・・

しかし、こういった定義付けも例外は幾らでもあるので何を持ってリスかサル
かを分けるかといったらひどく曖昧で総合的に判断しての結果で論じるしかない。
分類学、いや動物学はいつだって例外だらけで曖昧なものだし、だからおもしろい。
生命の神秘は数学の公式みたいに「こうだから、こう!」って訳にゃいかない。
意思を持ってるからさ、いや、意志か。

私はペット屋。そう奴隷商人。でも爬虫類やこのテの生き物を飼育する動機としては
もちろん、各人個々の理由はあるとしても動物学を志した者の知的好奇心と知的興奮
から来るところが大きいのではないだろうか?あるいはそれだけしかないだろう。

動物学を志すといっても東大出て論文発表とか博士課程がどうとかって話しじゃないぜ?
某国営放送での自然動物番組を観て感銘を受けたり、野山で昆虫採集して図書館で図鑑見て
種類を特定したり生活史を調べるってだけでも十分に学術的行動で学問に関与している。

もちろん、種類によってはコンパニオン・アニマルのように飼育できなくもないがやはり
そこには進化と収斂に関する考えが含まれていないと興味も色褪せるだろう、と考える。
分類を知っているからこそ、通常を知っているからこそ、その種の特異性、異常性がわかる。
(つってもそんなに詳しい訳じゃない、障りだけ。だからあんまりツッコんだ質問しないで。)
だからこそトリハダもんの感動を覚える事もある。ソイツが何者かを知る旅が私にとっての
動物飼育の動機であり商売も含めすべてである。だからペット買ってください(笑)


つうかダレかコレ読むのか?画像がなきゃもたせらんねぇ。
いや、画像があってももたないだろう。

と・に・か・く!アイアイはマジ感動って事っす!
いっぱいいて、すっごい近くで見れて、コアラみたいに
動かないかと思いきや、かなりアグレッシヴに動き回る!
サーカスみたいに軽業披露してくれてチョー最高っした!

ちょっと上野で残念だったのが翼手目のいる夜行性館がメンテ中で
展示してなくて見れなかった事!コッチは四国から来てんだぜ!ったく!

すいませーん、いつもにまして書きたい事ひとりよがりで書いてしまいました!
動物園最後はハンザキちゃんの画像でもどうぞ!
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うふまじカワイイ。お目目どこぉ?
両生類、爬虫類館は特筆するものはなかったかなぁ。私、爬虫類屋だからね、
もっと珍しいもの見慣れてる。でっかいイリエワニは戦慄もんだったけどよ。

日も暮れたんでメシでも食いにいきますか。
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あと買い物も込みでアメ横でも。
明日はイベント隅田川。(アクアリウムバス前日の話です)
テンション上げて臨みましょうってね。
スカイツリー
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はい、次回こそは新入荷&在庫状況&ハッチ情報やりまーす
おやすみなさーい
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(非公開コメント受付中)

プロフィール

miyabi。

Author:miyabi。
TreeMateというお店のブログで、自家繁殖をメインとしています。
カメレオンやヤモリとの楽しい暮らしを紹介します。
代表 上原 雅美
徳島県徳島市国府町府中349-1
E-mail treemate@hotmail.co.jp
第10268号 販売 第10412号 貸出
登録年月日 平成22年4月28日
有効期間  平成32年4月30日

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